ドライフルーツ

恵那市明智町で新たにドライフルーツやドライベジタブルの加工業をはじめた「エナチュラル」の代表、成瀬様が豊楽園を訪ねてこられました。美味しいものがたくさん作られているのにいまいち知名度のない、恵那市産の農産物。県外へは「岐阜県産」として出荷されることが多く埋もれがちです。恵那市産農産物を広める方法としてドライフルーツに行きついたそうです。

規格外品をドライフルーツやお茶に加工して、主に県外向けに販売。砂糖不使用で、素材の味わいがそのまま伝わります。試食でいただいた柑橘類やいちご、りんごのドライフルーツは噛むと香りがじわっと広がりました。柑橘類の苦み部分も、僕は好きな味でした。

豊楽園の果物ではどうでしょう。梨はあまりドライフルーツ向きじゃないと勝手に思っていたのですが、成瀬さんによると豊水梨のドライフルーツがイケるようです。豊水梨は、豊楽園でも主力の品種。今のところ梨で加工しているのは新高梨だけ(ジャム)ですが、豊水の規格外品をドライフルーツにできたら面白そうです。

品種や農家によってドライフルーツの味が異なるそうで、とにかく試作を重ねているそう。豊楽園の豊水のドライフルーツ、どんな味になるのか気になるので、ぜひ試作をお願いしたいなと思いました。