20年後の新品種!?

昨秋、商品にならない傷んだりんごや梨を堆肥にしたのですが、なんとそこからたくさん芽が出てきました。

せっかくなので、ポットに移して育ててみます。面白そう!
すでにこの段階で、葉の色が赤みがかっていたり青一色だったりと、違いがあります。

さて、「フジりんごの子供はフジりんごではない」というのは人間で考えても当たり前の話で、今回も実生の苗なのですべて新品種です。

……が、①そもそもちゃんと育つか ②実が美味しいか ③実の見た目がいいか ④病気に強いか(育てやすいか) などなど、育てて、接ぎ木して、再現性を確認して……10年20年単位でしっかり観察したうえで、選り抜きのものが新品種として登録されるようで、大変ですね。

確率は数千分の一だとか、一生のうちで1品種でも登録できるかどうかとか、そういうレベルの話です。全国で専門家が品種改良をがんばってますけど、いまだにフジりんごを超える品種が出てないことからも、難しいのはよく分かります~。

101ポットあるのですが、まずそのうちいくつ生き残るかは分からないけど、趣味と思って気長にやってみます!
品種名、考えとかなくちゃ。(実らぬりんごの皮算用)

▼りんごの実生

▼こっちは梨の実生